『勤務地シンガポール』

シンガポールで23年働き・起業した日本人が伝える現地就職・生活のリアル情報

r u a girl or boy?


 今日の話題はシンガポールにお住まいの読者向きの話かも知れません。またもしかすると私の事をご存知の方でなければ笑えないかも知れません。

 こちらでは携帯電話を介してのメッセージのやり取りはもっぱらSMS(ショートメッセージサービス)で行います。人材エージェントという仕事柄、このSMSを私も結構使っています。

 最近ある候補者さんに、企業さんより面接のお引き合いがあった旨お伝えしようと思いまずは携帯へ電話をしました。すると、通常の「トゥルルッ、トゥルルッ」というリングトーンではなくて、いきなり激しいヘビメタの音楽が耳元で聞こえました。でも誰も電話に出ません。

 「おっかしいなあ~」と思いながらも、どうもそのヘビメタの音楽と、その候補者さんのお顔が私の中で一致しませんでした。候補者さんはうら若き女性です。ですが、人は見かけによらぬもの、ということもありますので、「あのような可愛らしい方でもヘビメタを聴かれるんだ~」と一人感慨に浸っていました(笑)。

 たぶん、折り返し電話が掛かってくるだろうなあと期待していたのですが、一向にその気配はありませんでした。「もしかしたら、今どこかで面接中なのだろう」と一人考え、私はSMSを送ることにしました。

 「Iさん、お手すきのときにでもお電話下さい。」これをSMSなので、ローマ字で打って送りました。しかし、待てど暮らせど一向に返信がありません。その方のお人柄を思うとどうも解せませんでした。その夜、メールを頂きましたが、どうも内容がずれています。おっかしいなあと思いながら、もしや電話番号が!?と思ってお知らせ頂いた電話番号を確認したのですが、間違ってはいないようです。

 翌朝、企業さんから緊急の連絡有り!大変です。面接時間の変更です!すわ、これは早く候補者さんにお知らせしなければと、矢継ぎ早にSMSを送りました。が、かえって来ません。「もっ、もしや!先日ご連絡頂いた電話番号が間違っているのでは!??」とやっとそのときになって気付き、ご本人のレジュメと確認したら、やっぱり!一箇所、間違っています!

 その後、候補者さんとは無事に連絡がとれ、事なきを得たのですが、問題はその後に起こりました。

 やはり人間ですから、これまで間違ってSMSを送ってしまっていた相手、どなたか分かりませんが、大量のローマ字日本文を送りつけ大変失礼なことをしたと思い、超丁寧な謝り文をSMSで送りました。「こちらは佐藤と申します。この度は大変失礼致しました。電話番号が間違っておりました。全くもって私のミスです。どうぞお許し下さい。。。」と。

 相手から、直ぐにSMSで返信がありました!文章は全てシングリッシュのSMS版で書かれています!!

 「Its ok, ur sms s wat language ah? bcz i dnt understand wat u mean. but its ok no problem.」

 どうも“気にするな”と言ってくれているようです。私もホッと胸をなでおろしました。が、最後の一文で思わず噴出してしまいました。

 「btw, r u a girl or boy?」

 「ところであなた、女(ガール)それとも男(ボーイ)?」と聞いて来たではありませんか!!

 結構ぶっ飛びました(笑)。こんな事を聞いてくるのは多分相手は「男」です。一瞬、「こっちは、“ガール”でーす!」と返信してやろうかと思ったのですが、自分自身を見て“ガール”はあまりにも気持ち悪過ぎです。だったら、正直に“オールド・ボーイ”だと返信しようかなと考えましたが、まだそんなに“オールド”でもないという自負心があります。なんと返信すべきか真剣に悩みました(笑)。

 皆さん、SMSを送られる際は、くれぐれもご注意下さい(笑)。