
シンガポールのビルはくっついています。
いつだったかの記事で一度このことに触れたかも知れませんが、シンガポールのビルは隣のビルとくっついています。もし間違いなければ、これって日本ではありませんよね?日本だと、ビルのような構造物はどんなに隣のビルとの距離が狭くとも全く異なるデザインのビルが隣のビルと部分的にくっついているってことは無いように思います。そのためたくさんの路地ができ、そこを風が通り抜けるのでビル風がおこるのだと思います。
この写真からはよく分からないかもしれませんが、写真の正面には以前7階建てくらいの郵便局のビルがありました。そしてそのビルが隣のビルとくっついていたのですね。取り壊しとなったときに、その隣のビルとくっついているところ、いわゆる「取り合い」のとろはどうなっているのか、興味津々でした(笑)。ビルの他の部分と同じデザインで外壁があるのか、またはむき出しか。写真のは、むき出しになっていますね。ということは、隣のビルを取り壊すということは、自分のビルの外壁の一部がむき出しになるということになります。
言い方をちょと変えれば、となりのビルを取り壊す際に、自分のビルも損傷を被った、ということになると思うのですが(笑)。日本だと必ず賠償とかいった話になりますが、シンガポールの場合はどうなるのでしょう。変なところに興味が尽きません。
ただ、なぜこのような建て方をするのか、と、少し考えて見たのですが、シンガポール・ウォッチャー歴12年の人間から言わせて頂くと、多分これは、土地の有効利用というよりも、“自分の土地に目一杯建物を建てたい”、“このラインぎりぎりまで俺の土地だ”的な「我欲」からきているような気がします(笑)。住宅地を見ても、日本では、塀を自分の土地の内側というかお隣との境界線の内側にそれぞれ建て、境界線のところはあたかも中立帯のように細いですが人が通れるくらい空いています。ところがシンガポールでは、まさに境界線の上に塀が構築されていて、その一枚の塀を自分のところ隣家と“共有”しているように見受けられます。もしかしたら、塀の厚さの中心線いっぱいいっぱいまで自分の土地だ、ということなのでしょうか(笑)。もし本当にそうだとしたら恐るべし、です(笑)。