『勤務地シンガポール』

シンガポールで23年働き・起業した日本人が伝える現地就職・生活のリアル情報

“陸(おか)”に戻りたい


 皆さんご存知の通りシンガポールは小さい国です。大きさから言えば、よく引き合いに出されるのが「淡路島」です。「淡路島と同じくらいの大きさ」という意味です。

 国が小さいためか、または政府の統治能力が高いためか、シンガポールの政策はとてもはっきりしていて外国人にも分かりやすいです。国として力を入れている「業界」も非常に分かりやすいです(笑)。その中でももっとも重要視しているのはなんと言っても「金融」でしょう。いわゆるお金が集まってくるようにすること。これは独立以来、そして今後も変わることは無いと思います。

 その他の業界を見ますと、例えばこの国が経済的テイクオフをかけた70年代や80年代には「製造業」の時代があったと思います。そのときの日本企業(製造業)はこの国に多大な貢献をしたと思います。シンガポールはあまり大きく言いませんが(笑)、私は特筆すべきと思っています。しかし近年、シンガポール人の賃金のとても上がったため、もはやシンガポールはものを作るのに適しなくなったと言われて、生産拠点を外へ移す動きが主流です。

 そんな中、金融と同じくらい国が力を入れている不動の業界があります。その業界は「海運」です。金融の影にかくれてあまり目立たないかも知れませんが、シンガポールは歴とした海運立国です。

 最近その海運業界の企業さんとのお付き合いが少なからず出てきました。私も業界について、そして営業系の人材の動き方、オペレーション系の人材の動き方など勉強しなければなりません(笑)。

 業界が変わると、いわゆる人材側の「転職理由」も違ってきます。ある案件で現在人選をやらせて頂いているのですが、今日面接に来て頂いたKさんの転職理由は「“陸(おか)”に戻りたい」でした(笑)。一瞬私も「えっ」と聞き返してしまいましたが、Kさん曰く、「ずっと船に乗っていました。それはそれで楽しいことなのですが、家族のこともありますし、この辺で陸(おか)で仕事をしたいとおもいます。」とのこと。なるほど。それぞれの業界で、それぞれの事情、そして転職理由もまたいろいろあるのですね(笑)。

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