『春風を以て人と接し秋霜を以て自ら粛む』
佐藤一斎
「言志四録」(げんししろく)は、江戸時代中期から後期にかけて活躍した儒学者の佐藤一斎が、後半生の四十余年にわたって書いた随想録です。「春風(しゅんぷう)をもって人に接し、秋霜(しゅうそう)をもって自ら粛(つつし)む」と読むようです。
また意味は、“人に対しては春風のようにやさしくさわやかに、自分自身に対しては木の葉を一朝に真黒にとかしてしまう秋の霜のように厳しく注意する。”と伝えられています。
確かに人とお付き合いするときはこれが理想であることは間違いないと思われます。が、やはりこの言葉もまた「言うは易し、行うは難し」で、そう思っても簡単にできることではありません。それは何故か。たぶん、我々人間は誰でも「我執」を持っていて、自分のことはどうしても第一にかばい、そして大事にしがちだからと思います。
幸いにして人材業をやらせて頂いておりますと、今日のこの言葉を実践する機会が多々あります。「我」を捨て春風のように人に接する。今週はこの言葉をテーマに一週間精進して参りたいと思います。
今日も有り難うございました!