『勤務地シンガポール』

シンガポールで23年働き・起業した日本人が伝える現地就職・生活のリアル情報

感動をプロデュースする力 その1


 最近「携帯音楽プレーヤー」の購入を思い立ち、それらに詳しいN社長からいろいろと教わり、ある機種を特定しました。購入数日前、そのN社長に当日は「いっしょについて来て下さい」と子供のようにすがりつくと、「その日出張」と軽く振り払われ一人で行くことに(笑)。

 今思い出しても、「その店で買うんじゃなかった」と後悔しています(苦笑)。お店の店員さんにとっては、これは売れ筋の商品であるため、これまでいくつも販売し、何度も触ったことがあるのでしょうが、こっちとしては日本円で5万円近くする商品なんてそー簡単に何度も買えるモンではないんですよね。容量の異なる三つの機種があり値段もそれぞれ異なります。こっちとしては、その三機種の間で心が揺れ動く訳です。ところが店員さんからは、(顔にこそ出しませんが、)「さっさと決めてくれ光線」が出まくりです(笑)。

 結局「大は小を兼ねる」の論法で(?)一番容量の大きいものにしました。店員さん、「じゃあスクリーンにキズがないかどうか確認して下さい。」とスクリーンをプロテクトしているカバーを、なんの躊躇もなくザーっとはがします。これって、自分ではがしたかったなあと思いながらスクリーンを見てみると、「大きな親指の“指紋”」が新品のスクリーンについていました。これって、あんたの指紋じゃ?と思いながら私は頭がクラッとなるのを感じました。ちょいと兄さんベタベタさわんじゃねーよ!といきなり口調が江戸風に成りかけましたが、そこをグッとこらえ、静かに押し殺した声で、「ここに指紋がついているのでふき取って下さい」と震える声でお願いした次第です。

 お兄さんが布でふき取っているときに、私の背後から「○○下さい」と声が聞こえました。こんなピリピリしている時にいきなり割って入ってこられて、咄嗟に私はその声のした方に、コンマ1秒の速さで振り返ってしまいました。するとそこには、こんなに暑いシンガポールで、スーツをビッシと着込んで、顔立ちも彫りの深いアラブ人のビジネスマンが立っていました。全てが「濃すぎ」て再度クラッと来た瞬間でした。

 そのお店のお兄さんにとって、私は支払いは済んでいないけど既に販売が完了した人。一方アラブ人のビジネスマンはこれからコミッションが稼げる人、ということで、私は他のスタッフへ預けられ、お兄さんはそのアラブ人への売り込みに専念しだしました。自分の指紋くらいは自分で拭けよな、と思いながら私はごしごし人の指紋拭き。何かが間違っています(笑)。

 ・・・と、いうことで、この続きはまた明日(笑)。

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