『よくわきまへたる道には、必ず口おもく、問はぬ限りは
言はぬこそいみじけれ』
吉田兼好
鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての歌人で随筆家、吉田兼好による「徒然草」は、日本三大随筆のひとつに数えられます。上の言葉はその「徒然草」の一節で、“自分が精通している方面のことについては、決して軽々しくものは言わず、聞かれた場合以外には話さないことこそ、立派な態度である”という意味のようです。
確かに「精通し実力があるならばなお、より謙遜の心を忘れてはならない」というのは頭で考えて分かるのですが、自分が精通している方面について話さなければ“仕事にならず”、また誰よりも先んじて自分が精通しているということを話さなければ“認めてもらえない”という場合が多い現代で、この兼好法師の言葉はどのように自分の中に取り込んで行けば良いのでしょうか。
私は次のように考えました。要は「話すことの二倍聞くこと」(笑)。
紀元前四世紀頃のギリシャの哲学者ゼノンによる次の言葉が残っています。
『神は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。ゆえに話すことの二倍だけ聞け。』と。口よりも耳を働かせることは、人生をより賢く、そしてより良く生きるための、古代より続くエッセンスだったのですね(笑)。
自分が知っていることをしゃべってなんぼの人材屋ですが、今週はこの言葉をテーマに一週間生きようと思います(笑)。それでは!
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