『勤務地シンガポール』

シンガポールで23年働き・起業した日本人が伝える現地就職・生活のリアル情報

生きてるって光だ


 不覚にも風邪を引いてしまった。

 昨晩は寒気で体が震え早々に布団に入った。

 熱でうなされている中で見る夢は、明るく楽しいものというよりはむしろ暗く怖いものが多い。
 カーテンを閉め切っているため、途中で目を覚ましても自分は暗闇の中だ。

 朝、まだ朦朧としていたが、開け放たれた窓から入ってきた風に促されるようにしてうつぶせの体を起こした。瞬間、目に飛び込んで来たのは、ビルに反射してキラキラ光る朝日と、その朝日を受けて輝きだした木々や町の様子。

 それを見たとき、生きてるって光なんだと思った。