昨日お送りした記事に関連して、ふと思い出したアインシュタインの言葉があります。それは
『常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う』
という言葉ですが、ネットで検索してみると、その「偏見」という箇所が「先入観」となっている訳文も少なからず見受けられました。
英文をあたると、「Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen.」となっていますから、この「prejudices」を「偏見」と訳すか「先入観」として訳すかで、面白いことに、そのニュアンスが変わってきます。
そして、これもまたウェブ辞書でこの「prejudice」という単語を見て見ますと、「偏見」という訳もあり、また「先入観」という訳もあるようです。ただ、その用例はというと、これは圧倒的に「偏見」として用いているものが多かったです。
さてこの2つの訳文ですが、グーグルで検索したところ、一方は「82,100件」のヒット、そしてもう一方は「29,500件」のヒットでした。どちらが多かったと思いますか?答えは「偏見」。「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」が82,100件のヒットで最も多かったです。
そのほか、「身につけた」のところを「仕入れた」としている訳文も見受けられましたが、こうなりますと、「常識とは、十八歳までに仕入れたもろもろの偏見のコレクションである。」でも10,700件、そして「常識とは、十八歳までに仕入れたもろもろの先入観のコレクションである。」となりますと、615件のヒットに留まりました。
どうでも良い事かも知れませんが、ちょっと気になったので書いて見ました(笑)。またアインシュタインはドイツ人ですから、この言葉の原文となった言語は、もしかしたらドイツ語で、そしてその場合のニュアンスもまた少し変わっていたかも知れませんよね(笑)。翻訳というか、その語感を正しく訳すというのは本当に難しいことです。
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