今日うちに面接に来てくれたIさんは華人系マレーシア人の女性です。これまでいろいろな国々の華人系の人たちとお会いしてきましたが、それぞれシンガポールの華人系の人たちと比べますと、それぞれのお国柄を表わしているような「雰囲気」が少なからずあります(笑)。
独断ですが、マレーシア華人の人たちはシンガポール華人の人たちと比べて、どこかしら「おっとり」した感じがあります。またレジュメを拝見しても「ひとつの会社に長く働いている」というケースが、全てではないにしても、多いと思いますので、そこから「辛抱強さ」も感じます。
Iさんも私のイメージ通りのマレーシア華人の方で、話し方もどこかゆったりしていて、私としては好感が持てます(笑)。そんなIさんの悩みは、今の仕事から得られる満足感や満足度にありました。約5年間今の会社で働いてきて、仕事といえば毎日決まったことばかりを繰り返しするだけのようです。それはそれでとても大切なことだとはご本人も十分分かっているのですが、まだ20代後半で学ぶ意欲や新しいことにチャレンジしたい気持ちが旺盛な彼女としては、今転職しようかどうか迷っているようでした。
そのように考えるきっかけとなった出来事が最近あったそうです。お聞きすると、「会社が新しい部署を立ち上げて新しいビジネスに参入すると言うことがあって、自分としても“これはチャンスだ!”と思って自分がその仕事をやってみたいと手を上げました。自分のほかにも手を上げた人もいました。ところが会社は外部から新しい人を採用したのです。そのビジネスの経験者ならばまだ話がわかりますが、そうではなかったものですから、“ああ、この会社に長く居ても新しく何かを学ぶ機会はないのではないか?”という思いに至ったのです。」とのことです。
企業側から見てスタッフに「チャンスを与える」ということは人材育成にとってもとても大切なことだと思います。どなたが言った言葉かは今ど忘れしてしまいましたが、ある高名な経営者の方だったと思いますが、「(経営者として)与えるのはチャンスだけ」と仰ってた方がいらっしゃいました。理想かも知れませんが、人材育成の要諦だと思います。
さてこのIさんには今後どんなご縁が待っているでしょうか。個人的にも楽しみですが、仕事を通じて何かお役に立てれば嬉しいです(笑)。
ところで話は思いっきり戻りますが、私の「華人系マレーシア人論」、改めて考え直してみると、どーも「おっとり系」とは対極にある「かなりアグレッシブ系」な人たちも多いですねー(笑)。有名な水処理会社の女性創業者もマレーシアご出身ですね。あと私の知り合いの中にも、こちらは男性ですが、シンガポールに働きに来て、その後独立、その会社が数年後に物凄い価値の高い会社になり、とある米企業から買収のオファー。さっと売って今や前足を高く上げた馬をシンボルマークにしているイタリア製の車に乗り、複数の会社に投資する投資家となっている人もおります(笑)。要は「○○人」ということではなく、「その人」ということなのでしょうねぇ(笑)。
もし宜しかったらポチッとお願い致します。
今日も有り難うございました!