
今日、日中のシンガポールの天気は快晴でした。商売も今日のような天気にあやかりたいです(笑)。
さて、最近シンガポール人を面接していて感じることなのですが、「会社を辞めてから転職活動をする」人たちが増えているように思います。
日本人感覚としては、転職活動をするにあたって「これまでお世話になった会社に、後ろ足で砂をかけて出て行くようなまねはしたくない。また在職しながら転職活動をすのはどうもいやだ。ここはしっかり引き継ぎをして退職した後に転職活動をしよう。」となり、辞めてから転職活動をするのは、取り立てておかしなことではないかも知れません。(現代の感覚は分かりませんが、私が20代の頃はそんな感覚がありました:笑)
ところが、10数年前の自らの体験として、上記のように考えて日系企業を退職し、地元華人系の企業へ面接に行った時のことです。面接官がいきなりこう切り出してきたのです。
「なぜ次のところが決まる前に退職したのか?レジュメでは辞表を提出して自ら辞めたとなっているが、実際は何か悪いことをして“辞めさせられた”んじゃないのか?」
初めてこのような質問に接し、要は「疑われている」訳ですから、その発想の違い驚くと同時に、一気に不快になりました(笑)。でもこれは特別悪気があって尋ねている訳ではないのだと、その後直ぐに面接官の取り成しの笑顔を見て思いましたが、しかしこれは、まったくの「ひっかけ問題」ではなくて、この国の人たちの発想として至極当然のことなのだと思います。
そんな体験がありまして、人材屋を開業後、日本人の候補者さんで「辞めてから転職活動を」と思っている方々へは、ご希望の転職先が地元系や外資系である場合は特に、「在職しながらの転職活動」をお勧めしています(笑)。シンガポール人の候補者さんたちへは、とくにこのようなアドバイスは必要ありませんでした(笑)。
それが最近、先日うちへ面接に来てくれたRさんもそうですが、(よく見ていると比較的20代の若い方々がそうですね、)「辞めてから転職活動を」という方々が多くなったように思います。ただ、何故そうするのか、と言った理由を尋ねると、上記の私の若い頃のようなナイーブな考え方ではなく、かなり現実的な答えが返ってきます(笑)。すなわち、「働きながら転職活動をしていると、面接の引き合いがあっても直ぐには対応できないし、また何か良い求人があっも、1ヶ月の現職への通知期間などあると、みすみすそのチャンスを逃してしまうことにも成りかねない。なので、まずは辞めてから転職活動をするのです。」
なるほど。目の前にチャンスがやって来たら、それが通り過ぎてしまう前にガッチリ掴まえてしまう。彼らは、もしかしたらとても「効果的な行動」を取っているのか知れませんね(笑)。
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