『勤務地シンガポール』

シンガポールで23年働き・起業した日本人が伝える現地就職・生活のリアル情報

「はてなブログ」に引っ越しました。ブログタイトルはそのままに。

 

2004年からつい最近まで、シンガポールでの暮らしや出会った素晴らしい人々のこと、そして我が家の猫たちとの日常を記録してきた「gooブログ」。そのサービスが2024年11月18日をもって終了となり、長年の相棒とのお別れの時が来てしまいました。約20年間続けてきた場所が閉じるというのは、まるで古い家を引き払うような寂しさがありますね。記事の一つひとつに、その時の感情や景色、匂いまで閉じ込められているようで、引っ越し作業をしている間も、あぁこんなことあったなと懐かしさに浸る時間でもありました。

ブログの移転先としていくつかサービスを検討したのですが、操作性、デザイン、そして長く安心して使えることを条件に探した結果、この「はてなブログ」に落ち着くことにしました。これからしばらくは、慣れない環境での発信になりますが、新しい場所はいつでも新しい空気を運んでくれます。そんな気持ちで、またここでゆっくり書き綴っていけたらと思っています。


ブログタイトルは変えません

ブログのタイトルは引き続き『勤務地シンガポール』のままです。

実は、岡山県に住むようになった今、タイトルを変えようかと悩んだ時期がありました。ですが振り返ってみれば、このブログにはシンガポールに関する記事がすでに2000本以上積み重なっています。そして何より、このタイトルには、私自身の歴史と愛着が詰まっています。

シンガポールに初めて降り立ったのは28歳。それから51歳まで、23年間を現地で過ごしました。まさに人生の半分以上、仕事も生活も、嬉しい日々も悩んだ日々も、その全てがシンガポールで過ごした時間の中にあります。だからこそ、タイトルはこのまま残したいと思いました。ブログは名前も含めて歩んできた歴史そのものですから。


これから書きたいこと

今後は岡山から発信していくことになりますが、私の興味の中心は今も昔も「人」です。国や文化が変わっても、人が生み出すストーリーには学びと感動があります。採用の仕事を長年続けてきましたが、改めて思うのは、企業の未来は人で決まるということです。良い出会いが企業を強くし、未来を作る。だからこそ採用の現場を支える仕事を、今後も続けたいと思っています。

さらにこれからは、優れた技術や文化、歴史を持つ企業や人々、その「承継」を支える仕事にも挑戦していくつもりです。未来に残す価値を守り、繋いでいく。それはある意味、人の物語を次世代へ手渡す仕事のようにも思えます。

そしてもちろん、これからもシンガポールのニュースや出来事について触れていく予定です。離れた今でもあの国は私の第二の故郷。変わり続けるその姿を、遠くから見守りつつ記録していきたいと思っています。


岡山という土地から

岡山は古代の国制で言うと「吉備」。あまりにも強大すぎたため、のちに備前・備中・備後へと分割されたほどの歴史ある土地です。さらに備前はのちに美作と備前に再び分けられ、現在の岡山県備前・美作・備中の三地域で構成されています。そのため、県内であっても言葉や文化が少しずつ違うという面白さがあります。

岡山市には岡山城があります。元々この地には天神山・石山・岡山という三つの丘があり、戦国時代に宇喜多直家が石山に城を築き、後にその子・秀家が本丸を岡山側に移したことで「岡山城」と呼ばれるようになりました。宇喜多氏の後、小早川氏、池田氏と続き、城下町としての文化が今も丁寧に残されています。

そんな歴史を感じながら、私は今ここ岡山から再びブログを書き始めます。


長い間支えてくださった皆さま、これからこの新しい場所でもどうぞよろしくお願いいたします。

ゆっくりですが、また歩き始めます。