
昨夜、仕事を終えて“さあ帰りましょうか、今日は早く帰ってやることもあるし、、、”と思っていたらいきなり大雨となりました。最近はここ毎日のように夕方は雨になります。先日ブログにも書きましたが、近頃六時クラブに入ってからというもの、“朝早く起きるということは夜早く寝るということ”、という極めて単純な発想で、家に早く帰るということにお金を使っています(笑)。
と、いうことで昨夜は、傘は持っていたもののこの激しい雨では濡れるは必至ということでタクシーを電話で呼ぶことにしました。こういう場合は皆さん同じことを考えるようで、案の定電話してもなかなかつかまりません。しばらく待ってようやく予約がなされたことをデジタル音声で知らされました。“メルセデスが7分から9分の間に到着します。”と。こんなときは大概の方は、“やったー、ベンツタクシーだ!”と素直に喜ぶのではないでしょうか。私も嫌な気はしませんでしたし(笑)。
外で待っていると傍らからすーっとベンツタクシーが滑り込んできました。ナンバーを確認して乗り込みました。その瞬間、このタクシーの運転手さん、魂が良くない、と感じました(笑)。エージェントをしてますとどうも分かってしまうのですねー、そのー人と会った瞬間というかその部屋に入った瞬間の「気」が(笑)。“参ったなー、でも家まで無事に送り届けてくれればいいか。”と、思っている間にタクシーは走り出しました。
運転手さん、無口です。行き先や右折左折を伝えても何も言いません。聞こえているのかどうかも分かりませんが、車がちゃんとその通りに動いているのでどうやら私が言っているのは分かっているようでした。実に嫌な感じですが、シンガポールでは結構あります(笑)。
走り出して少し経った頃でしょうか。私はいつもと違うことに気づきました。なんとメーターが上がるのが早いのです!まさかと思ったので、注意深く見てみましたが、どうも早い。どんどん上がって行きます。参ったなーと思いながら乗ってはいましたが、丁度会社から家までの中間地点でいつも払っている会社から家までの金額のところまでメーターが来たとき、意を決して聞いて見ました。「済みません。ちょっと質問があるのですが。」「。。。。(無言)」「メーターが上がるのがとても早いと思うのですが、これで間違っていないのですか。」で、運転手さんそのとき最初で最後の言葉、「これで普通です。」
まともな人だったら、いわれたら一応メーターを確認しませんか?(笑)。
数ヶ月前の私でしたら間違いなくそこで怒っていましたね(笑)。無駄なこととは分かっていても言わなければいけないという正義感にも似た自己満足的な説教をたれていたと思います。通常そのような場合は運転手さんの方もやり返してきますから車内は荒れます。または別の手法としては、この運転手さんが所属しているタクシー会社に電話して苦情を言うこともできます。でも、昨夜はそれらのことは一切やらずに、だまって乗っていました。下丹田に気を集中させて呼吸法で呼吸を整えならが帰宅してからやらなければならないことに思いを集中させて気を沈めていました(笑)。結局料金はやはり通常より高かったです。が雨の中無事に帰ってこれましたし、今こうしてブログも書けていますので良しです(笑)。
なぜ言わなかったのか?と帰ってから家内に問われましたが、こう答えました。「怒った方がコストが高い。確かに以前は怒っていたけど、そうすると自分の性格上結構引きずってしまう。で、ややもするとその後すること全てにその感情が影響してしまっていい仕事は出来ないし、もしそれが朝だったらその日一日いやな感じの日になってしう。自分の目標ややらなければならないこと、それに自分の時間給を考えるとタクシー代が倍になったとしてもまだその方が安い。要は自分にとってはあの時怒ってしまったらコストが高くついちゃうんだ。」と。
怒ることって時と場合によっては大事ですが、往々にして私のケースのように逆にコスト高の場合も多いのではと思います。嫌なこともさっと流して自分がやらなければならないことに意識を集中させる。出来そうでなかなか難しいですね。六時クラブに入会してかなり自分も変わってきたような気がします(笑)。
写真はアンシャンヒルから見たビル街です。オフィスビルが建ち並ぶところからちょっと奥に入ると低層のショップハウス街です。