今日のシンガポールは朝から雨模様で、一日中ぐずついた天気でした。聞こえてきたニュースも欧米金融機関でのリトレンチ(人員削減)の話で、天気に追随しているような気がしました。でも、自分の心まで天気のようになる必要はありませんね(笑)。何度も引用して恐縮ですが、どんな時でも「自分の天気を持つ」ことが大切だと思います。どんな状況の中でもチャンス(機会)は必ずあるという心構えを持つことが大事だと感じます。
話は変わりますが、企業さんから人材採用の際のポイントをお聞きしていると、かなりの頻度で出くわすのが、今日のタイトルに掲げたこの言葉です。
「人物重視」
当初は私も「そうですよね、最終的には“人物”次第ですよね。」と相槌を打っておりましたが(笑)、最近ヒアリングをさせて頂いていて、ふと感じたことがあります。それは、「人物重視」という言葉は一見もっともらしく、また耳障りも良い言葉なんですが、実は「本当に採用したい人物像がはっきりしていないのではないだろうか?」という疑問です(笑)。
最初に学歴やスキル・セット、そして必要な職務経験などが企業さん側のご要望としてはっきりしている場合は、この「人物重視」という言葉が最初から出てくることはないのではと思います。それこそ、それは最後の最後の段階で取捨選択に迫られた時に、「スキルや経験値は同じだけれども、人物的にこちらの方」という具合に出てくる「フィルター」だと思います。
少々強引でしょうか(笑)。
最初の段階でいろいろとお聞きしても、「いやー、とりあえずは“人物重視”ということで、まずはいろんな人を面接して見たいと思います。」というお返事の時は、「実際どのような人がこのポジションに適材かどうか分からないのです。」というお返事と解釈して、その場合は、こちらから的確な質問をすることによって、企業さんが気づいていない「本当のニーズ」のあぶり出しのお手伝いをするのが、こちらの役割のように思います。
もしかしたら、企業さんが本当に必要としているソリューション(解決策)は人材の採用ではなく、他にある場合も出てくるかも知れませんね(笑)。そんなときは自ら「仕事のタネ」を潰していることになるでしょうか。でも、それが本当にお客さんにとって良いことだったら、それでも良いと思っています(笑)。
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